甘酒はお店ごとに違う味?
同じ「甘酒」でも、味わいが少しずつ違うのはなぜでしょう。
実は、その違いを大きく左右しているのが“糀”です。
日本酒や味噌が蔵ごとに味や香りが異なるように、
甘酒もまた、使う糀によって個性が生まれます。
お米の種類、水、気候、そして糀を育てる環境やつくり手の感覚。
お店によって味わいが異なるのには、こうした理由があるんです。
私自身、以前は甘酒があまり好きではありませんでした。
独特なクセが苦手で、美味しいなと感じることがなかったからです。
けれど、「発酵」というものに興味を持ち、色々と試していく中で
本当に美味しいと思える糀に出会いました。
それが今、blue lid:KOJで使用しているマルカワみそさんの糀です。
現代では多くの蔵元さんが大量生産向きに培養された麹菌を購入して培養していますが、
マルカワみそさんでは蔵つき麹菌を自家採取して糀を作っています。
昔ながらの製法で、自然に育った菌で作る米糀はまろやかでクセがなく、
甘酒嫌いだった私が自信を持って美味しいと思える甘酒ができました。
私たちが大切にしているのは、ただ“体に良い甘酒”をつくることではなく、
糀そのものが持つ自然な美味しさを引き出すこと。
そして、甘酒ってこんなに美味しいんだ!と気づいてもらうこと。
だからこそ、原材料の糀選びにも、丁寧に向き合っています。
もちろん、甘酒と組み合わせるゆずや生姜などの原料にもこだわりが…
それはまた、別のブログでお話ししたいと思います。
私たちが作る甘酒が、忙しい毎日の中で、少し肩の力を抜きたいときに
そっと寄り添える一杯になれたら嬉しいです。